血圧の正常値と、血圧を下げる3つの方法を紹介!

血圧下げる方法

近年高血圧の患者が減少している傾向はありますが、それでも60代男女の35%ほど、70代以上の男女では約半数が高血圧の薬を服用しています。本当にこれほど高血圧の薬を飲む必要があるのでしょうか?

実は高血圧の患者が減少しているのにもかかわらず、日本では高血圧の基準が変更されたことによって、高血圧の患者の減少率が減ったのです。

つまり、高血圧の基準を引き下げ、高血圧の患者を増やすということが日本では行われています。

また、高血圧は生活習慣の改善で十分下げることができるのです。高血圧と言われたからと、諦めて薬を飲むのではなく、努力で改善を行っていきましょう。

血圧の基準値を知っていますか?

では、基礎知識として知っておきたい血圧の基準値をご紹介しましょう。まず血圧とは何かということを振り返りましょう。

心臓は血液を全身に送り出しますが、その際に血管を通って全身を巡ります。その際に血液の圧力によって、血管の壁が押される力のことを血圧と呼びます。

ですので、血圧は、心臓から送り出される血液の量と、血管の硬さによって決まります。

また、血圧の上と下とは何でしょう。血圧の「上」とは心臓が収縮して血液を送り出した時に血管にかかる圧力です。ぐいっと押し出すわけですから、この時に一番血圧が高くなります。

そして、血液を送り出した後に心臓が拡張し、肺から戻ってきた血液を吸い込みます。血液が吸い込まれていくわけですから、血管にかかる圧力は低くなります。これが「下」と呼ばれる最小血圧なのです。

そして、血圧の基準ですが、数年前に血圧の基準が物議を醸したことを覚えてらっしゃるでしょうか。

世界保健機構であるWHOでは、血圧の正常値は収縮期血圧(上)120mmHg、拡張期血圧(下)80mmHgとされています。

収縮期血圧が140mmHg以上、拡張期血圧が90mmHg以上の場合、高血圧と診断されます。

一方日本においては、正常血圧は収縮期血圧130mmHg以下、拡張期血圧85mmHg以下とされているのです。

現状では130mmHg以上になると、病院では血圧の薬が処方されています。

また、WHOでは年齢に伴い血管壁が硬くなるため、血圧は上がるとしていますが、日本では年齢で差はないとしています。人間ドック学会が血圧の正常値を収縮期147mmHgからだとしたために、問題となりました。

では、いったいどれが正しいのでしょうか。

高血圧の個人差と症状

実は血圧には誰にでも当てはまる、確実な標準値などは存在しません。なぜなら、人間には個人差があるからです。WHOなどで言われている標準値も参考程度にしておけば良いのです。

では、どういった場合に高血圧と考えれば良いかというと、自覚症状が出た時です。高血圧の症状としては、頭痛や耳鳴り、ほてり、肩こり、しびれ、めまいなどです。

また、血圧は朝から昼にかけて高くなり、夜に下がる傾向にありますので、上記の自覚症状が午前中に起こりやすい方は、血圧を気にしてみてください。

そして、血圧の標準値の目安よりも高かったり、標準値の前後くらいであったりしたら、あなたは高血圧の症状が出ている可能性があります。日常生活に気をつけるようにしましょう。

血圧を下げる3つの方法

血圧が高くなる原因の一つはよく言われている塩分の取りすぎです。塩分を摂りすぎると、血液を薄めようと、血液中に水分が集まってきます。そのせいで血液の全体量が増大し、血圧が上昇するのです。

また、漢方医学で考えると、ストレスで体の熱が上昇することも高血圧の原因となります。このようなタイプは同時に、頭痛やめまい、耳鳴りが、ほてり、イライラが起こります。そして、血液が汚れて、血がドロドロになり血液の循環が滞るタイプがあります。このようなタイプはめまい、物忘れ、胸が苦しい、むくみ、手足がしびれるなどの症状が出ます。

次に、体力不足で、血液を運ぶことができなくなり、血液の流れが滞るタイプです。このタイプは動脈硬化が進んで高血圧が生じます。同時に、息切れ、疲労感、動悸、物忘れ、不眠、腰痛などが起こります。

これらの原因を鑑みて、血圧を下げるために行った方が良い方法をご紹介しましょう。

1.塩分を控える食事をする

食事に塩分をなるべく控え、薄味を心がけましょう。外食は往々にして塩分が濃くなるため、なるべく自炊をし、外食を減らすようにしましょう。そして、加工食品はあまり食べずに新鮮な食材を摂るようにしてください。

2.ストレス解消に趣味を持つ

上記でご紹介した、ストレスタイプの高血圧の人は、趣味を持ったり、休息をしっかりと取ったりして、なるべくストレスの解消を心がけましょう。また、ストレスで体に熱がこもると、便秘にもなりやすいので、生野菜や温野菜を摂るようにし、排便を促すようにしてください。それだけでも体の中の熱は排出されます。

3.有酸素運動を行う

血液ドロドロタイプと体力不足タイプの人は有酸素運動を行いましょう。ウォーキングやストレッチなどの簡単な運動で構いません。また、柔軟体操をしっかりと行って、体の柔軟性をあげてください。体の硬い人は、筋肉が硬直している場合が多く、血液と体の巡りが悪くなっているのです。毎日コツコツと柔軟体操をおこない、柔軟性を上げると血液と体の巡りがよくなり、血圧の低下につながります。また、運動の後はしっかりと休息をとりましょう。休むことで体力の低下を防ぐばかりか、体力増強にもつながります。無理は禁物なのです。

血圧の予防は簡単なことで行えます。自覚症状が少しでもある方は、この3つの方法を行ってみてください。簡単ですよね。

健康に気をつけるためにも、血圧の正常値を知り、自分の血圧を知る事がまず大切です。少なくとも半年に1回は自身の血圧や血糖値などを定期的に計測しておく事が、目には見えない症状の進行を未然に防ぐ事が可能になるのです。

健康を気にする方には、こちらの血糖値とヘモグロビンA1cの記事もおすすめです。



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