hba1cの基準値や、数値を下げる具体的な方法。

hba1cとは

このページでは、hba1cの基準値や、具体的に数値を下げるための方法を紹介します。

糖尿病を治療したり、 hba1c値を下げるためには一にも二にも「食事療法」です。

とにかく明らかなのは、高いhba1c値を放置すると恐ろしい事になるという事です…

ですから、手遅れになってしまう前に食事内容の改善に取り組みましょう。

下記の藤城先生の食事療法は糖尿病患者や予備軍の方に定評があるので、hba1c値をいち早く下げたい方にはおすすめです↓

hba1c(ヘモグロビンエーワンシー)とは?

昨今では糖尿病かどうかの判定のための基準値としてすっかり定着したhba1c。

hba1cは「ヘモグロビンエーワンシー」と読みます。

企業などの健康診断では必ずと言ってよいほど入ってくる検査数値ですね。

現時点より過去にさかのぼって1~1.5ヶ月間の平均血糖値を反映している数字のため、血糖値よりも正確な糖尿病判定ができます。

ヘモグロビンとは赤血球内のタンパク質の一種で、hba1cは糖化ヘモグロビン(ブドウ糖とヘモグロビンとくっついたもの)がどのくらいの割合でヘモグロビンの中に存在しているかをパーセンテージで表した数値です。

参照:国立循環器研究センター病院
http://www.ncvc.go.jp/hospital/section/ld/endocrinology/hba1c.html

hba1cがの規格がJDSからngspに!

2013年4月から、hba1cの数値基準がそれまでのJDSという規格からNGSPという規格に変わりました。

これはどういう事かというと、日本だけで使っていたJDSという規格から、世界の多くの国で使われるNGSPという規格に変わったという事です。

今までは日本だけの糖尿病判定基準を使っていたので、世界基準の数値と比較した際に差が出て、少し紛らわしい状況になっていたのですが、それが是正されたという事ですね。

hba1cの基準値や正常値は?

HbA1cは血糖値と関連しているものですし、約1か月前の血糖値の数値の平均値を表すのですから、上がったり下がったりします。

ただ、どれだけ上がっても健康な人であれば数値が6%以上になる事はありません。

また、hba1cの単位は「パーセンテージ」で表します。

ヘモグロビンの中に、糖化ヘモグロビンがどれくらい存在するのかというパーセンテージの事ですからね!

逆に糖尿病予備軍の方はhba1cの数値が6を超えてきますし、健康診断などで血液検査をした結果、HbA1c値が6.5%以上だとほぼ糖尿病だと断定されます。

重度の糖尿病患者の方は、数値が10%近くにまでなってきます。

ですから、まだ比較的数値が大きくないうちに、早めの対策が肝心になってくるのです。

hba1cが5.5やhba1c5.6だとどうなの?

インターネットで糖尿病やhba1cについて調べると、まだ以前の日本国内の規格、つまりJDS規格での数値を紹介しているページも多く、JDS規格での糖尿病の判定基準値である「hba1c5.5」や「hba1c5.6」という数字が出てきます。

これは、昔のhba1cがJDS規格だった時代に、「hba1cが5.6%以上だったら糖尿病が疑われますよ~」と言われていたのが理由です。

今の糖尿病かどうかのhba1cのボーダーライン基準値は6です。

ですから現在の世界基準のNGSP規格であれば、「hba1c5.5」や「hba1c5.6」の方は糖尿病には該当しない事になるのですが、それでも糖尿病の黄色信号が点滅していると言えるでしょう。

これ以上数値が上がってしまわないように、日々の食事改善などを行っていくことをおすすめします。

hba1cが高いと何がダメ?

hba1cが高いとどうなるのか?

詳しくは下記のページで紹介しているのでご欄頂ければと思いますが、最終的には失明、足の壊疽、腎症(じんしょう)などになります。

腎症というのは、人工透析装置をつけて生活を送る事を余儀なくされる事です。

インスリンを分泌する腎臓の働きが鈍ってしまうと、最終的には人工透析を行う以外に生きる術がなくなってしまうわけで、もうこうなってしまったら普通の人のような生活を送る事はできません。

>>糖尿病の恐怖!全身の神経がおかされる神経障害

糖尿病の怖い点は、目に見えないところで少しづつ少しづつ症状が進行していくところで、自覚症状がないところでしょう。

ですから「気が付けば手遅れだった…」という最悪の事態にならないためにも、hba1c値が少しでも高いと診断された場合は、速やかに対策を講じなければいけないのです。

hba1cが低いと逆にどうなの?

では逆に、hba1c値が低いとどうなのでしょう?

例えばhba1c値が5%未満と低い人は、一般的な数値の5~5.5%の人に比べ、脳出血や心筋梗塞などの重大な疾患を発症してしまう確率が1.5倍近くなるとの発表がされています。

参照:国立国際医療研究センター
http://dmic.ncgm.go.jp/

糖尿病のリスクはありませんが、これはこれで大変危険です。

ですから、hba1c値は低くても高くても体に良くないという事が分かりますね。

貧血の人はhba1c値が高くなる傾向にある

ちなみにですが、貧血の人は基準値より高いhba1c値を示しやすくなります。

貧血の人が血液中の赤血球の減少によってヘモグロビンが正常値より減少した状態になってしまっているため、相対的にhba1c値が上がってしまう事が理由です。

ですから、hba1c値が高いからといって必ずしも糖尿病に関係してくるというわけではなく、中には貧血が理由で高いhba1c値が出ているというケースもあるのです。

空腹時血糖値が高いけどhba1cは正常

空腹時血糖値は高いけどhba1cは正常、という人がたまにいます。

これはどういう状態を示しているとかというと、ここ数週間での食生活の乱れが顕著だという事を現しています。

幸いにも、1~1.5か月前の血糖値の状態を表すhba1c値はまだ正常なわけですから、これから食事内容や運動内容を見直していく事によって、糖尿病予備軍に仲間入りする事は避けることができます。

ただいずれにせよ、空腹時血糖値が高いという事は危険信号である事には変わりません。

早急に、食事療法に着手すべきでしょう。

hba1c値を下げる2つの方法

hba1c基準値

hba1c値や空腹時血糖値を下げるには、食事療法、運動療法の2つです。

特に、食事療法!これを根気よく徹底的に行っていかない事には簡単にはhba1c値は下がってくれません。

人の身体が食べたものによって作られるのと一緒で、当然人の血液も食べたものによって作られます。

食べるもの、食べる方法を変えていく事によって、はじめて血液の質が変わり、hba1c値も緩やかに下がっていくのです。

糖尿病患者、予備軍患者におすすめ朝食メニュー

私が実践していた事でもありますが、糖尿病患者、予備軍患者におすすめの朝食メニューがあります。

それが、「和食」です。

日本人は小麦粉が合わない体質だというのは最近の研究結果ではよく言われている事ですが、小麦粉こそ、血糖値やhba1c値を上げてしまう典型的なものですから、小麦粉からできたパンは避けます。

朝は和食です。

ご飯は、白米ではなく、「玄米」か「もち麦」にしましょう。

やはりお米を抜いてしまうと活力も沸いてきませんからお米は夜以外はしっかり食べます。ただし、白米ではなくて玄米かもち麦にするというところがポイントですね。

GI値の低い食材(野菜など)から食べるというのは当たり前ですね。

糖尿病対策や、hba1c値を下げるための食事療法に関しては、こちらの先生の方法も実践するといいでしょう。